読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

毎日ワクワク&しみじみ、ぎったんばったん。

北海道住まい。亜熱帯の血を持つ、寒がりライターです。

アイスピックで、こころの薄氷を。

ことし10月には雪が降った北海道、

とけた水たまりがまた凍って、

黄色や赤の落ち葉が入った

氷のショーウインドーになっているのが 

とても、きれいでした。

 

さて、

「あのひとより、まし」といった

差別ってやつ、おそらく、ないひとは無い、とおもいます。

 

じぶんも、あります。

 

でも、よーく、よーく見ればですね、

 

外から見た「たいへんそう」より、

 

本人が、毎日をいい感じで送れているかって話になると

 

それは、もう一人一人の問題かと。

 

本人の「たいへん」「こまった」を、

 

その人が望めば、そのひとも力を出しながら

 

すっと、必要なときに

 

こっちも無理のない力で応援するのは、

 

これは、みんなにいえることなんじゃないかな。

 

 

それでも、うっすらとこころに張ってくる

ひとを高く見たり、低く見たり、

そんな、やっかいな氷みたいなものを、

 

わたしは、ときどき、

「このことを、よく知っているな」と

思うひとに、ぶつけることがあります。

 

それは、障がいだったり、人種だったり、

キャリアや世代や性差だったりするんですが

 

その、こころの表面に張った薄氷を、まるごと見せます。

こんなにつめたいんですよ、と触ってもらうような気持ちで。

「この氷は、なんなんでしょうか」と。

 

すると、答えてくれるひとは、

勉強されたことの、正しい知識をおしえてくれます。

 

そうすると、氷は勝手にじぶんが張っていたことに、

また、普通に暮らしていても、まちのなかで

空気のように漂う“フンイキ”を

わたしは、吸収していたことに気づきます。

 

正しい知識は、アイスピックのように、

こころの薄氷をぱりん、と割ってくれます。

あれ、あたたかな水が、中にはあったね、とうれしくなります。

 

そして、わたしが投げる冷たい薄氷を、

感情的になることなく、わかりやすいように知識を教えてくれる、

そんな人たちが、いまはとてもありがたいです。

 

また、そのうちに、つめたい氷は張るけれど、

もしかしたら、こういった人たちが身近にいる、

 

それが、わたしのいちばん大切な宝物かもしれません。

 

f:id:majimedehen:20161128093041j:plain